眠れない夜の為に-チープな午後3時-

眠りに落ちるまでのほんの僅かな時の、友として

真夏の夜の魑魅魍魎

しばらく、iPhoneからの投稿になる予定の

蓮丹生くんです

 

iPhoneはてなブログアプリって

細かいとこ、触れないし

時々落ちるんで(それはこっちのせいかも

知れませんが)下書きに使って

アップする際はPCでやってたので

上手くできるか自信ないな

 

 

 

うちは無宗教という訳ではなくて

一応お寺さんの檀家という事になってますが

お盆の迎え火というヤツをやった事が

ありません

 

やんなきゃいけない、よね?

 

浄土真宗はやらない宗派らしいですけど

うちはヤル派らしいので、どうしよう?

今からじゃ焚き木?も買えないよね

 

 

代用出来るものを考えよう

 

 

割り箸? エコを気取ってる訳じゃ無いけど

うち割り箸使わないんだよな

それに、ちょっと幾ら何でもダメだよね?

 

 

芋がら  ネットで調べたら迎え火、送り火には

芋がらを焚くと書いてある

芋がらってなんだよ?

芋の干したやつかな? 今からサツマイモ切って

レンジで水分抜いたら出来るか

何時になるんだよ。

 

 

小枝  もう暗いし、小枝拾いにいって通報

されても困るしなー

 

多分、じいさんもばあさんも先に別の親戚

のとこ寄るやろから、ウチは今日でなくて良いか

 

ダメだよね(笑)

 

 

 

 

 

さて、お盆と言えば

しーんれーい体験ですよ、肝だめしです

 

ぼくはね、霊感とかあるとは自分では

思ってないですけど、永く生きてると

たまに、これはどう説明すれば良いのか?

って事に出くわしますでしょ?

 

 

今日はそんな中のひとつ

 

友達の義父さんの生き霊が何故かウチに

やって来たお話しを。

 

 この友達は女の子で結婚して神戸に居ます

たまーに連絡取り合ったり、食事をしたり

何年も健全なお付き合いをしてる人です

三姉妹で、お姉さんや妹さんとも交流が

あってとても仲良しなんだけど、恋愛には

発展しなかったふたり。

 

まあ、それは置いといて。

 

彼女は九州出身の両親のもとに生まれた神戸の

男性と結婚して、義両親と共に神戸に暮らして

るんだけどね

もちろん、ぼくは会ったことは無いんだよ

 

その旦那さんのお父さん、彼女から言えば

義父さん、ぼくから言えばただのおじさん

が、ある時枕元に立ってたんだ

 

何故、その人が彼女の義父さんて分かったか

って言うと、それは直感的な感じで頭に

入って来たんだよね、情報が。

 

おじさん、何にも喋らないんだ

ただ、その時は怖いと言う気持ちよりも

なんでぼくんとこに彼女の義父さんが来てるのか

不思議過ぎて、ポカーンとしてる感じでした

 

でも、次の瞬間

そのおじさんは僕の身体をものすごい勢いで

壁側に転がして、腰の辺りを殴り始めたんだよね

痛いの。確かに殴られてるような痛みがあって

痛い、痛い!って声を出したいんだけど声は

出ませんでした。

身体も自分の意思では動かせない

変則的な金縛りみたいな状態だったね

 

この辺りでやっと怖くなって

やめて下さいよ!なんでぼくにこんな事

するんですか!って心の中で必死で叫んでた

 

そしたら、そのおじさんはもう死ぬんだ

って、頭の中に語りかけて来た

ああ、そうなんだな

って言うか、まだ死んで無い人なんだ

じゃあ、あんた誰だよ?

 

 

あ!これが生き霊ってやつか!

 

それがおじさんに通じたのか分かんないけど

「墓」って文字が浮かんで来て、腰をガンガン

殴られながら「墓」「墓」「墓」…って

殴られるたびに文字が増えていくみたいで

ぼくの周りは「墓」という文字だらけになってね

 

墓がどーしたんだよ

って頭で思ったら、ファーって白い煙みたいな

モノが身体を包み込んで何にも見えなくなった

 

何も見えなくなって

ああ、ぼくが死ぬのかなあって

思ってたら、煙が晴れて視界が良くなって

そしたら、海が見える丘に続く道をそのおじさんが

登っていて、その後をぼくがついて歩いてた

 

ゆるい坂道の終点は樹木が門のように

なっていて、その天然の門をくぐり抜けると

ひらけた土地があった

そんなに広い土地じゃない

庭付きの家2軒くらいの広さかな?

 

そこには、白い石でできた祭壇みたいな

ヤツが幾つかあった

大きさはそんな大きくない

電子レンジくらいのヤツが7つくらい

その土地の外周に沿うように間隔をあけて

並んでたんだ

 

その中のひとつの前におじさんは居て

ぼくが後ろから覗き込むと、祭壇が崩れ

かけてたんだ

 

次の瞬間、ぼくは自分のベッドに居て

もう腰も殴られて無くて、痛くもなかった

どちらかと言えば、傷めてた腰がとても

楽になった気さえしたんだ

 

 

それにしても。

なぜ一面識もない人の生き霊が

ぼくに会いに来たのか?

 

考えても分かんないから、彼女に

電話を掛けた

 

変な事聞くけどさ、旦那のお父さんって

まだ生きてる?

 

「生きてるよ(笑)あ、でもさ

一昨日から入院してるんだ、ちょっと食欲

なくて、吐いたりしてるから」

 

マジかよ…。

 

どうしようかなぁと迷ったけど

それこそ、ぼくらの間には信頼しか

存在しないので、どんな事を話したとしても

怒り出すような相手じゃない

 

ぼくは自分が体験した事を全部話した

義父さんがもうすぐ死ぬって言ってた事も

お墓が崩れてたことも。

 

話しながら自分でも、あれ?

って思ったんだけど、祭壇だったそれが

いつの間にかお墓だって認識が改められていた

 

彼女の話では、旦那の生まれ故郷は

九州の島らしく、お墓もそこにあるらしい

でも行ったことは無いんだそうだ

義父さんは今のとこはそんなに悪そうには

見えないから、死にそうに無いんだけどねぇ

と言って、笑ってた

 

 

結局、義父さんはそれから

二週間後に亡くなった

 なんか急に悪くなったみたいで

いろいろ聞いておきたかった事を

何ひとつ聞けぬまままだったらしいんだけど。

 

で、生まれ故郷のお墓に

入れてあげようって事になって

初めてその島にいったんだよ、彼女

 

 現地から送られて来た写真に

「こんな感じだった?」って文章が

添えられてて。

 

まさにね、そのとおりだった

本当に祭壇みたいなお墓だったんだ

 

「蓮丹生くんが言ってたみたいに

お墓壊れてたんだよ 明日職人さんが

来てくれるって。不思議だねえ」

 

不思議だねぇ

 

どうしてぼくのところに

義父さんがやって来たのか?

彼女が言うには

「あたしが昔から何でも蓮丹生くんに

相談してたから、何とかしてくれるかも

って思ったんじゃ無いかな(笑)

旦那はあてにならないからねえ」

 

いや、何とかならないですから!

 

 

では、また。