眠れない夜の為に-チープな 午後3時-

初めての関東暮らし、町歩き、出逢いを記録しておきたい

喜びも悲しみもあり梅の香に

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亀戸天神に梅が咲いていました

今年は寒さが厳しくて、今日も

大雪のニュースが伝えられていますが

春は近づいています

 

あと、少し

もうすこし! 

 

待ち遠しいなあ

 

 

【Ren-new】くんです

 

おかげさまで風邪は大事には至らず

ぼちぼち呑気に暮らしておりました

このところ読書に夢中になっていて

ブログは放ったらかしになってたのですが

あと少しで読み終わりとなるところまで

来たので、ここらでちょいとひと休み。

 

 

 

ちょっと前に、NHKのドラマで

「平成細雪」ってのをやってました

あの谷垣潤一郎原作の、細雪のリメイク版

 

平成ってついてる辺りがなんだか

期待値ゼロだったんですけど、一応録画して

おいたんです

見始めてみると、なかなか面白いドラマでした

 

基本的に、原作には忠実なんだけど舞台は

バブル崩壊後の平成という事で、ああこの頃は

なんだかんだ関西が賑やかだった時代だなぁ

と懐かしい思いで観ました

 

作品の内容については、とても有名なお話しなので

ネットなどご覧下さい

僕が下手な解説するまでも無いと思うので。

設定は所々かわってる部分があって、それは

時代に則したというより、倫理的な部分での

変更です。変更した箇所にとくに違和感は感じ

ませんでしたね

 

長女は中山美穂

次女は高岡早紀

三女は伊藤歩

四女は中村ゆり

が演じています

 

なかなか良いキャスティングでした

中山美穂がどうなんだろう?と思いましたが

案外大丈夫でしたw

中山美穂は演技力というものは無いと思いますが

なんというか、雰囲気がある女優さんです

あの人の持つ雰囲気がぴったり来る役がハマると

とても魅力的です

綺麗な着物を着て、美しい秋の風景に佇む姿は

やはり美しいですし、船場の旧家で愁うシーンは

往年の大女優の貫禄さえありました

 

中山美穂と対照的な次女役の高岡早紀

若い頃はキュートでいて、ミステリアスな

雰囲気がありましたが、現在の高岡早紀

なにか吹っ切れたような明るさと、天然な

イメージのおっとりさがない混ざっていて

それが素のようにも、演技のようにも見えて

物語を引っ張っていくには最適の人選でした

 

伊藤歩はずっと女優さんとしてやって来た人ですが

物語の中心人物としてこの人の存在感と、お芝居

が無かったら、このドラマは成功しなかった

でしょう

なにを考えているのやら、さっぱり分からない

そういう役どころなのですが、次第に彼女の

ナイーブさが我々にも理解出来るようになってくる。

彼女が幾度も重ねるお見合い。

相手の欠点ばかりが目についてその気にならなかった

彼女が唯一心を許した相手は、欠点の塊のような男

その男とのお見合いのシーンで初めて笑顔に

なるのですが、観ている僕もつられてつい微笑んで

しまう

気がつくとすっかり引き込まれていて

流石だなあ、と感じました

 

四女は中村ゆり

僕はこの中村ゆりという人の事がよく分かってなくて

調べてみたら、90年代にASAYANからデビューした

YURIMARIというユニットの、YURIの人でした

 

うっそおー!

 

あの人が、こんななっちゃったの??

って驚きましたが、確かに面影はありますね

それにしても、とても良い女優さんになりました

 

♫コーンピューター買ったら、イーンタネット

繋いで、エッチなホームページ見て

そーれからー、どうしよう♫

 

なんて歌ってた、あの人がねぇ…

 

 

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という訳で、平成細雪は元アイドルが3人も

出ていますが、彼女達がアイドルだった時代の

物語でもあります。個人的には

アイドル歌手最後の時代を活躍した人たちが、

昭和を引きずりながら

否応がなしに新しい時代に飜弄されていく役を

演じるところに、このドラマのもう一つの

見どころがある気がしました

 

みんな、色々あったもんねぇ

 

あと、やはりこういう大阪モノのドラマは

あのエセ関西弁じゃなきゃ、締まりません

去年だったか、松嶋菜々子山崎豊子原作の

「女の勲章」という嶋大輔みたいなタイトルの

ドラマをやっていて、その設定が大阪、船場

生まれた女性だったのですが、なぜか松嶋菜々子

はずっと標準語だったのです

船場の大きなウール問屋に生まれて、のちに

デザイナーとして名声を得る役どころ。

原作者山崎豊子のふるさとでもある

船場生まれなのだから松嶋菜々子船場言葉で

物語を進めていくのが筋ってもんなのに

サラッと標準語だったので、拍子抜けしたことと

つい、比較してしまいます

 

その点平成細雪は全編、船場言葉が交わされていて

船場の格式ある商家に生まれた四姉妹が

時代の流れとは別世界の中で生き、朽ちていく

美しき滅亡を描くにあたって

現世と異世界を隔てる装置としても

上手く機能していました

 

この手のドラマで使われる関西弁は

関西に住んでいる人たちからすればイントネーション

がおかしくて、気持ち悪い、そんな言葉遣いおかしい

といった批判も多いのですが、僕はこの

ちょっとおかしなイントネーションのエセ関西弁

じゃないと、逆に面白くないって思うんです

だって、ドラマだもん

これが、ちゃんとした関西弁だとそれは

吉本新喜劇になっちゃうと思うし。

 

物語は、翌年に阪神淡路大震災

起きた事を告げて終わります

長い冬の時代の始まりです

 

 

 

 

さて、夢中になって読んでいた本ですが

これもまた、関西が舞台の小説でした

 

塩田武士 「罪の声」

 

グリコ森永事件をベースにしたお話しでした

平成細雪バブル崩壊後でしたので、グリ森事件

はそれより6〜7年前の出来事になります

阪神タイガースが優勝して、日航機が墜落して

怪人二十面相が暗躍したあの年代

その翌年からの、バブル景気

あっという間の、バブル崩壊

そして、阪神淡路大震災

 

僕にとっての昭和は、この辺りで

完全に終わりを告げた気がします

 

 

 小説の方は、事件をまるまるそのまま

なぞるように進んでいて、実際の事件にもあった

子供の声の脅迫テープが主人公の家の中で

見つかるところから物語は始まります

その声は、どう聴いても自分の声

 

え? なんで? どうしてこれがここにあるの?

 

疑問を解き明かす為に奔走する主人公と

新聞社の記者の立場から、事件に迫ろうとする

もう一人の主人公

二人の人物が、それぞれの立場と状況から

事件を追って行くのですが、二方向からの

アプローチの形をとりながら、二人で一人の

主人公なんだな、と思いました

 

それは、小説の中の主人公でもあるし

我々長年事件の謎を解き明かしたいと願っている

一般市民であるとも言えるかな

 

一つの結末があるのですが

それはまだ読んでいません

 

それをもって、答えとなるのか

また謎が深まるのかは、読む人それぞれの

この事件に対しての思い入れかな?と想像して

います

 

 

でも、最後読んじゃうと楽しみが

なくなっちゃうなあ

 

 

関係ないけど、味噌汁飲んで舌を火傷しました

では、またです