眠れない夜の為に-チープな 午後3時-

初めての関東暮らし、町歩き、出逢いを記録しておきたい

名残りの吉原、見返りの山谷

上の部屋に住む若い男の子の

歩く音がものすごく響く。

 

以前の住人はそんな事なかったので

今回越してきたこの男の歩き方の問題なんだろう

歩き方として、ズシンズシン踏みしめるように

歩くようで、部屋を横切ってキッチンの方に

向かって行く音が連続的に聞こえてくる

彼の部屋での動きがいちいち聞こえてきてウザい

 

何か立て付けの悪い家具(テーブルか?)が

部屋の真ん中にあるらしく、どうも床にラグなど

敷かずにそのまま置いてあるようで、ズシンズシン

の際にその家具が歪むような音が付いてくる

ズシン(ガガギゴ)ズシン(ゴゴゴズズ)みたいに

非常に不愉快な音で、天井が揺れてるような

錯覚が起きる

 

 

更に、ベッドから降りる際にいちいち飛び降りる

クセがあるらしく、ミシっ、ドーン!

という音も…

なんだか、急に天井、と言うか床が

薄くなったような、こんなにボロかったの??

って泣きたくなるような…

(まだ5年も経ってないのにな)

 

どんなデカい男なのかと思ってたら

スラッとした爽やかそうな、例えて言えば

ブルゾンちえみの後ろの男(向かって右)

会うと挨拶もするし、そんなに悪い印象もない

多分、本人は何も気がついて居ないのだろう

気がつかない悪意、いや悪意って事はないか

未必の故意みたいなのが、一番面倒だ

 

やかましく言うのも嫌だしなぁ

 

 

【Ren-new】くんです

 

 

ひとり旅に出掛けてきました

ひとり街歩きです

 

なかなかディープな街でしたが、場所が

場所だけに写真は少ないです

 

 

今回は、三ノ輪駅に降りてみました

東京メトロ日比谷線ですかね?

なになに線とかがまだよく分かんないです

 

三ノ輪に降りた理由は…

 

降りた事無かったからですねw

ただ、何となくの予備知識としては

明治の小説家樋口一葉が暮らしてた場所が

あるとか、吉原遊廓跡があるとか、ドヤ街が

あるとか、現代と時間の流れが違うような場所

ってイメージをしていました

 

さて、降りたところでさっそく見つけた看板

 

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なんか、こういうの合羽橋でも

みた気がする

 

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あれ?チェーン店だったんだね

 

 で、迷いましたちょっと。

 

この辺り自分の印象では放射状に道路がついてて

次々に道が出て来る感じで、どれがどこの道なのか

ちょっと混乱しました

 

右を行けば上野(昭和通り)、左を行けば浅草

国際通り

で、なぜか間違えて上野方面に歩いてくと下谷

の文字。更に入谷の文字

あ!間違えてる!

 

戻ってもう一度見てみると、なぜか向こうの方に

浅草ビューホテルが見えている

 

ええ〜、面倒だな

帰りたい(笑)

 

何か美味しいもの食べたかったけど

どうもお店も充実してそうに無いし、とりあえず

現在地を確認しようと、すき家に入りました

秋刀魚牛という謎の丼を食べながら確認。

秋刀魚牛は秋刀魚の蒲焼と牛丼のあいがけで

たっぷりおろし大根がついてて、美味かったですよ

 

どうやら、方向を90度ほど間違えてたようなので

頭を切り替えて、樋口一葉ゆかりの神社を

目指しました

 

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千束神社(稲荷)です

とても綺麗な雰囲気のある神社でした

境内には、樋口一葉の胸像もあります

 

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あと、紅白の梅がとても良かった

 

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余計な言葉より、ここは梅をお楽しみ下さい

 

 

 

樋口一葉たけくらべ

という作品にこの千束神社が出てくるそうですが

正直、たけくらべ読んだこと無いです

樋口一葉さんについても、確か学校で習った気も

するのですが、よく分かってません

わずか一年半のうちに次々と傑作を発表した後

結核で24歳でこの世を去った、薄幸の女性

だったようです

 

すごいな…

 

樋口一葉ってこんな人! 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/

 

残念なことに、ご朱印帳を忘れるという

大失態の為、今回御朱印がありませんので

先に進みます

 

 

 

樋口一葉文学館みたいなのもあるらしいので

行ってみました

 

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とても立派な建物です

 

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建物正面には、灯篭や石版、樋口一葉ゆかりの

植物を植えてある小さな庭もありました

…中には入りませんでした

どう見ても他に来館者がいそうに無くて、なんの

知識もない僕が一人で入るって、間が持たないと

思って尻込みしました

 

 

さて、尻込みせずに向かってったのが

吉原遊廓跡です

この辺り、跡ではなくまだ現役の日本最大の

ソープ街だそうです

夜は怖いので、昼間の様子をチラ見してこようと

怖いもの見たさで、行ってきたのですが

 

昼間もやってるんですね!!!

 

 

無数のソープ店からずーっとお声が掛かります

多分、本当は怖いおじさん達なのかも知れないのに

有り得ない程低姿勢で、すごく丁寧にお声がけ

して下さいます

 

なんだか、それが気持ちいいのと、怖いのと

混ざって半笑いのまま歩きました(笑)

本当に、通りという通りに沢山の店舗があって

壮観なのですが、怖くて写真なんて撮れません

 

唯一撮ったのが

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一番街はずれの、それも裏口(笑)

 

チキンな自分が情けないです

 

あと、驚いたのは喫茶店です

どう見ても普通の喫茶店なのに、喫茶店とは

世を偲ぶ仮の姿

その実は、紹介所なのでした

喫茶店のマスターが、「とうですか?紹介しますよ」

って声を掛けてくる

 

「美味しいコーヒーあるよ!」

みたいに声を掛けてくれるので、つい

「え?」

って応じてしまうと、えらいことになります

いや、目的ある人には便利なんだろうけどね

 

それと、近くの小学校から子供達が下校してきて

普通に街を歩いてます

 

ランドセルとソープ街

 

吉原という土地の歴史を感じます

土地に根づいているんですね

お声がけのお兄さん達も子供達がいるとこでは

静かにしているようで、案外暖かい街なんだと

思ったりもしました

 

 

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吉原遊廓の豪華庭先庭園

お茶室に向かう露地の趣きがあります

 

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煌びやかな店舗と対照的に

既存の建物は老化が激しい気がしました

絵になります

 

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ここが吉原大門跡だそう。

映画「吉原炎上」に出てきました

 

昔は夜になるとこの門が閉められて

女達は外界に出られなかったそうです

逃亡を防ぐために周囲にはお歯黒ドブという

堀も巡らされていたんだそうですね

吉原は基本的に綺麗なマス目になっていて

十字路に立つと、四方が見渡せる街なのですが

この大門の所だけは、道が真っ直ぐになって

おらず、大きい通りからは見通せない作りに

なっているみたいでした

 

 

本当は鷲神社とかに行きたかったんだけど

立ち止まるのが難しくて(笑) とにかく

歩き回って、このエリアを後にしました

でも、もう一度行ってみたいな

 

 

で、ここから日本堤というとこに出ました

 

古い隅田川の堤防として江戸の頃に浅草の

待乳山を崩して作られた堤防だそうです

今通り過ぎて来た吉原なんかは昔は低湿地だった

ようです

日本堤明治通りに繋がっているのかな?

この両脇の土地は低くなっていて、ここが堤防で

あったことが今でも確認できます

 

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すこし傾斜があるのが分かります

 

この通りには、天ぷらで有名?な

土手の伊勢屋という老舗のお店がありますが

建物だけでもお腹いっぱいになりそうな

立派な建物なんです

 

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こんなお店があったのか

すき家早まったなぁ…と思ったけど

よく見たら閉まってた

ランチ営業は終わってたみたい

それにしても、時代劇のセットみたいだ

 

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お隣は珍しい桜鍋のお店でした

桜肉って馬だよね?

お鍋で食べるなんて初めて聞きました

 

 

ここから、ドヤ街に向かう事にしました

昔の地名だと、山谷というところです

大阪の西成には行ったことがあるのですが

関東でドヤ街は初めてです

近年は、高齢化が進んでみんな福祉のお世話に

なりながら余生を過ごす老人の街になっていて

ドヤ(宿の逆さまにした呼び方。こんなとこ

ヤドじゃねーよ!って事らしい)

は、外国人バックパッカーの宿になってるとか

 

それにしても、人が居ない

しーんとしてるから、自分の靴音だけが

響いて、なんだか不安になる

ひとりで来ると話し相手がいなくて持て余します

 

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色んなところから顔を覗かすスカイツリー

本当、この辺りどこからでも見えるからすごいよね

 

たまに配達業者の車を見かけたり

住宅工事してる人を見かけるくらいで

住人らしい人が居ないんだけど、どこに

行っちゃったんだろうね

 

このまま歩いて南千住駅まで行こうと決めて、

通りを一本向こう側に入ると、急に商店街跡

みたいな場所に出ました

 

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写ってませんが、アーケードを撤去したような

残骸があって、新品なのか中古品なのか分からない

衣料品や雑貨を並べて売っているお店と、

オモニのキムチみたいなキムチ屋さんがあります

どうやら、ここは「いろは会商店街」という所

らしいです

帰って来て調べて分かりました

あちこちにあしたのジョー銅像なんかがあった

らしいのですが、気がつかず。

 

道端に若者みたいに座り込んで、飲みまくってる

おじさん達に気を取られてました

ああ、ドヤ街に来たんだな

人はまだいるんだな、とホッとします

 

だけど、圧倒的に少ない

もっとおじさん達がうじゃうじゃ居て

昼間っからクダ巻いていたり、その辺りに

転がってたり、するかと思ったのにとても

活気がない

新宿の方が寝てるおじさん多いし、こんな感じの

おじさん達なら、浅草の方が活気があるし

西成なら、会う人ごとに何か喋ってるはずなのに

山谷の人達は、もはやもう動かない…

 

悲しみがこみ上げて来る

 

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見返り柳

吉原遊廓で遊んだ人が帰り道に

ああ楽しかったな、次はいつ来られるだろうなぁ

と思いながら、この柳のたもとで街を振り返った

と言われる柳です

 

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少し日の暮れ始めた台東区日本堤一丁目

 

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泪橋

 

この向こう、荒川区南千住駅あたりには

昔刑場があって、罪人達はここにあった泪橋

家族との最後の別れをしたのだそうだ

 

南千住の駅すぐに刑場跡があって

そこはお寺になってるとか、駅前の通りは

コツ通りといって、それはコツ=骨がゴロゴロ

出て来る通りだからとか、なかなかシブい話しを

聞いたので、また行ってみたいと思いますが

今回の、ひとり街歩きはここまでです

 

 では、またです