眠れない夜の為に-チープな 午後3時-

初めての関東暮らし、町歩き、出逢いを記録しておきたい

三軒茶屋から〜大山道と路地迷宮入り口

こんにちは

【Ren-new】くんです

 

先日、いつもブログを読ませて頂いている

オオマイ (id:kensuiohtaku)さんのところに

コメントしたところ、三軒茶屋から松陰神社

までの街歩きが良いですよって、教えて頂きました

調べてみると乗り換え無しで行けそうなので

近々行ってみたいな、と思ってたのですが

案外早くにその機会を得ましたので、 出掛けて

来ました

 

 

以下、人生初の三軒茶屋訪問記です

 

 

三軒茶屋から松陰神社への道 

 

 三軒茶屋と大山道

三軒茶屋という地名は、未訪問ながら記憶していた

「さんちゃ」という略称でよく芸能人が

話しているのをよく耳にしていたからだ

随分と田舎者な僕の頭の中では、「さんちゃ」

は、六本木や表参道に準ずる都会をイメージ

させるキーワードであり、Shinyな街として

インプットされている

 

そんな都会の代名詞たる三軒茶屋だが

その牧歌的に思える地名が少し僕の中の都会を

モヤっとさせていた

当然、茶店が三軒並んでいる様が想像される。

緋毛氈を布いた縁台があって、絣の着物に

赤い襷の女の子が、草団子なんかをお客に

ふるまっている時代劇における峠の茶屋みたいな

映像を思い浮かべてしまう

 

茶店が並ぶという事は、それなりに昔から

人の往来があって、賑やかな場所であったのだろう

だから、牧歌的に思うのは間違いなのだろうし

それを言えば、表参道だって随分と古くさい地名

じゃないかと、思う

 

つまり、僕の先入観がとてもいびつなのだろう

 

電車に揺られながらそんな事を考えていた

 

電車の中では昼間の時間帯にも関わらず

しっかりとメイクをした女の子が、更に

上塗りを重ねている

つけまつげなのか、アイライナーなのかが

気に入らないらしく、手鏡を見てはバッグの

中をゴソゴソとかき混ぜ、そして魔法のように

メイク道具を取り出して、絵画に勤しんでいる

揺れる電車の中で、よくも器用に描けるものだと

感心しながら見ていた

時々、チラッと目線を上にして彼女も僕を見て

いるように思う

だから、凝視してはいけないと思いつつその

完成系が気になってつい見つめてしまう

何度めかに目があった時、おや?と気づいた事が

あった

この人はもしかしたら女性では無く、女装の

人なのかもしれない

そう気づくと、やたらと大きな体格や、ガサツな

所作が、男性に見えなくもない

と言うか、男性じゃないかと確信に変わった頃

彼女は電車を降りて行った

永田町で降りた彼女はどこへ向かうのだろう

 

 

田園都市線三軒茶屋駅に着く

地上に出てみると、一瞬で僕のイメージする

三軒茶屋はどこにも無いことを知る

(当たり前だ)

ここはいったい…

どこなのだ?と思いかけて、いやここは三軒茶屋

じゃないかと思い直す

そう、ここはリアルな三軒茶屋なのだ

 

三軒茶屋の由来とは 

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世田谷通りと246の交わる起点に大山道の道しるべ

を見つけた

大山道とは、神奈川県伊勢原市にある

大山阿夫利神社(オオヤマアフリジンジャ)への

参詣者の為に開かれた道であり、長大な参道である

大山阿夫利神社は都内各地から多くの参詣者があり

八王子、府中、赤坂、柏尾、四ツ谷などを起点として

いくつもの大山道が開かれていった

このうち、この三軒茶屋を通る現在の国道246は

昔の大山道であり、「青山通り大山道」と呼ばれて

いたのだそうだ

 

大山阿夫利神社は、雨乞いの神様であり日照りや

飢饉の際には農民たちが詣でたらしい

また、五穀豊穣の神様でもあり江戸の頃には各地で

大山講という今でいう旅行ツアーのようなものが

企画され、沢山の人々が願いを持って

大山阿夫利神社を目指したのだそうだ

 

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この参拝古道には、三軒の名高い茶店が

あったことからいつしか三軒茶屋と呼ばれるように

なった、と言うのが三軒茶屋の由縁である

 

なるほど、三軒茶屋という地名は

古くから賑わいの場所であった事を示す地名

なのだ。

山と田んぼがあるから山田とか、谷の入りだから

谷口なんて名がつくのとは、根本的に違うのだ

 

 

さて、街並みを散策してみよう

と、その前に腹ごしらえをしたい

 

先程の大山阿夫利神社に因んで、ここは

AFURIラーメンを食べようと思う

 

大山阿夫利神社に由来するラーメン

 

HPにもあるようにAFURIラーメンは

大山阿夫利神社に因んでつけられた名前らしく

丹沢山系に位置する大山の湧水を使ってスープを

仕込んでいるのだそうだ

 

 

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塩ラーメン

鶏と野菜、魚介から作ったスープ

何も足さない何も引かないというウイスキー

CMがあったが、AFURIのスープも基本そんな

感じである。 どの素材も突出する事なく、見事に

調和がとれている

それはもちろん、個性が無いと言いたいのではなく

素材全てを余すところなく生かして調和をとって

いるところが、AFURIのスープの個性

さっぱりしているのに、しっかりとした旨味がある

 

麺は細麺

さっぱりスープが細麺に絡んで、ほのかな小麦の

香りと共に口の中で華やぐ

チャーシューは注文の度に炙ってからトッピング

されるとのことで、香ばしく満足度が高い

この炙りチャーシューは、好みで鶏チャーシュー

に変更もできるのだそうだ

また、スープにいれる鶏油も好みで多めにも出来るが

僕は炙りチャーシューを選択したので、油は控え目にした

 

 

食べ終わって思うのは、ああ美味しかった

という一言。それに尽きる。

 

三軒茶屋ショック

 

さあ街へ繰り出そう!

と、ここで相棒が行きたいところがあると言う

いつの間にか下調べをしていた相棒は、ここ三軒茶屋

ゲームペルソナ5の舞台となっているという情報を

持っていた

ちなみに、僕はそのゲームをやったことが無いのだが

ゲーム内のビジュアルでは実際の街並みがそのまま

CGとなって再現されているのだそうだ

 

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路地に入る

 

なんじゃここは!

 

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現れたのは、路地裏パラダイス

 

 

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そこは蜘蛛の巣のように張り巡らされた

路地の街だった

打ち砕かれた三軒茶屋に対する妄想

ショックを覚えながらも、写真を撮る手は

止まらず、薄汚れてうらびれ色褪せた

昼間の路地裏にテンションが上がる

 

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奥に見えるのは三軒茶屋のシンボルタワーである

キャロットタワー

その下に広がる迷路のような路地空間

すれ違う人は今、入り口を入って来たのか

それとも出口に向かっているのか

そして、僕はどこへ向かっているのか

 

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路地裏の少年を見送りながら

僕の彷徨は続く

 

つづく