眠れない夜の為に-チープな 午後3時-

初めての関東暮らし、町歩き、出逢いを記録しておきたい

変わる街並み、変わらぬ心 豊島区巣鴨

さて、巣鴨地蔵通り商店街の街歩きですが

商店街の端っこまで来ました

すぐそこは都電荒川線の庚申塚駅ですが

その庚申塚はここです

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青いテントのテーラーの右隣り

ここが巣鴨庚申塚ですよ

1502年に建てられたそうです

 

庚申塚って、なんだね?

 

って話ですよね

簡単に言えば記念碑です

道教に由来する庚申講を三年で18回行った

人が建てる碑らしいのですが、たぶん近所の

人たちはそれをありがたや〜ありがたや〜

ってな感じで大事にお詣りするようになった

ものじゃないかと思います

詳しくはウィキペディアを読んでみて下さい

長くなるので、リンクだけ貼っておきますね

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/庚申塔


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で、巣鴨の庚申塚は猿田彦をお祀りしてるので

猿田彦神社もあります

と言うか、猿田彦大神庚申堂となってますね
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猿田彦って、なんだね?

 

って事ですよね

日本書紀にある天孫降臨の際に道案内を

した神さまなんだそうです

(こんないい加減な説明で良いのかな)

 

つまり、全国各地にある庚申塚や道祖神

道しるべとして昔の人は旅をしていたので

道の神、旅の神とされている猿田彦さんを

合わせてお祀りする事で平穏無事な旅を

祈願したものなのです、たぶん。

 

因みに、「猿田彦珈琲」の猿田彦

伊勢神宮横の猿田彦神社と関係があるので

こことは直接の繋がりはありませんよ

 


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また、この場所は中山道沿いに当たるそうで

板橋宿に向かう旅人達が巣鴨の庚申塚を

目指してやって来て一休みする場所でも

ありました

当時は茶店なんかもあったのだそうです

 

そんな江戸の頃から賑やかだったこの庚申塚が

21世紀になって周囲はすっかり現代の街並みに

変貌しても、ここは変わらず人々から大切に

守られているって凄いな、って思います

田舎だと、もう守る人が誰もいなくて朽ちて行く

だけなのですが、都会はなんだかんだ人も多いから

こうして守られて受け継がれて行くんだね

 

ヤマアジサイが綺麗でした

 

後ろに提灯が見えてます

実は翌日がここのお祭りだったのですが

1日違いで、御朱印も頂けませんでした

(普段は人が居ないそうなので)


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シダがとても涼しそうです

放っておいてもこうなる訳ではないでしょうから

きちんと手が入っているのでしょう

 

御朱印は頂けませんでしたがここで手を清めて

お詣りしましたよ

街歩きと旅人はちょっと関係あるもんね


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お堂はこんな感じでコンパクトなものですが

地元の人たちには長いこと愛される神社なんですね

この日も次々とお参りに訪れる人がありました

 

 

 

じゃあ、ここからは巣鴨で見つけた

素敵な隙間と路地をご覧ください


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息も出来ないほどの隙間

ここにハマったら二度と出られません

そう思ってみていると背筋がぞーっと

してきます

でも、なぜか目が離せなくなります

うっとりと眺めてました

落ちているゴミも拾い上げられる事は無いのです

後は、この隙間で朽ちるのを待つのみ…

 


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古くからこの路地の奥で営業してるんだろう

クリーニング屋さん

長く伸びた電柱の影が夏を予感させます


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巣鴨サンタフェと名付けました

建物の色が独特ですが、緑とよくマッチしてて

好きな風景です


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狭い隙間。でもここは生活道路みたいですね

奥にもお家の玄関が見えてます

「岡埜」さんという珍しいお名前みたい

手前の赤いパイプが、一瞬橋の欄干に見えて

石畳が敷かれてて、洒落たアプローチです

がよくみると隣のお家は崩れかかってるらしいっす

 

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なんとなくアメリカンな感じがして

写真撮ったのですが、伝わるかなぁ

 

 

巣鴨名店案内

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と言うか、みなさん

宇宙の始まりはここ巣鴨にあったんですね!

ビッグバン

ビニールテープで貼ったみたいな店名が

なん億光年も彼方の星屑のように儚げでいい

取り揃えてあるサイズも、ヴィヴットな色遣いの

洋服たちも、ビッグバン!

あれ?でも、もしかして韓国のBIGBANGファンの

おばさんがやってるのかな??

 


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ドンキホーテを模しているのか

ドンキーゴング好きなのか

どっちでしょう?

でも、看板よく見るとドンキーママって

…ー…が入ってますね

うーん、なぜこの名前にしたんだ?

すごく気になるのに、聞けなかった

でも、やっぱ街歩きするからには、こういう時に

ずんずん突っ込んで行く勇気が必要だよね

そういうコミュニケーションが苦手です

でも、克服する!

 

それにしても、全品500円です

僕が着られそうなシャツもあったのですが

買わなかった

買わなきゃ! 買って触れ合い持たなきゃ!

と、今さら自分を叱咤してますw


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小粋なヨーロッパのお菓子屋さん

 

みたいな雰囲気のやなぎ美容院です

最初、うなぎかと思いました(笑)テントの

色味がうなぎ屋さんの色だもん

でも外観やポール下の小花の鉢植えがとても

キュートで素敵なお店ですね

 


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目ヂカラを感じで振り向くと、居ました

你好!

3秒以上見つめないで下さい

横の壺の中に閉じ込められちゃいますよ!

そして、後ろにあるメニューの一品にされるのです

どーりで安いはずだ

飲み放題付き2980円とかうそ見たいな値段ですね

 


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色々見てきましたが、巣鴨ってやっぱお年寄りに

優しいだけじゃなくて、もっと心の中から

活き活きと元気にさせてくれる街だな、って

感じました

シニア専門のネイルサロンですよ

派手なマニキュア塗りたいわけじゃないんです

爪の甘皮とってもらったり、形整えてもらったり

手に手をとってネイルケアしてもらう事に

温もりを感じるんですよね

その温もりが心を落ち着かせるんです

安心するんです  ああ、あたし今日も生きてるわ〜

って温もりによって実感できるんですよ

 

はぁ、僕も誰か手をとってくれないかなぁ〜

なんなら、後ろから抱きしめて貰っても

オッケーっすよ(笑)

 

 

 


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さて、巣鴨地蔵通り商店街はいかがでしたか?

僕的には、楽しすぎて毎週だって行きたい気分

というか、住みたいくらいでした

 

上野や浅草は、らしさ が失われていってる

と聞きますが巣鴨はまだ大丈夫な気がします

巣鴨らしさを温存しつつ、若い人たちが上手く

跡を引き継いで行けたらいいのにな

と、思います

なんなら僕も商店街で働きたいくらいですね

 

 

 

 

さて、最後の写真ですが

こちらをご覧ください


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これは、お豆屋さんの店先で見つけました

小さな額に入ってるおばあちゃんの写真

先代のおかみさんですかね?

素敵な笑顔の写真です

おかみさんの姿は見えなくても、その心と思い出は

ここに残っているんだと思いました

おかみさんを知ってる人たちが今日も会いに

来てくれます

写真の中でおかみさんはあの頃と変わらない

笑顔で迎えてくれます

みんなの心の中に生き続けているおかみさん

って素敵ですね

 

 

そんなわけで、巣鴨街歩きは

これでおしまいです

 

こっちに来てから今までイクツカの街を

歩いて来ました

近代的な街や繁華街よりも、どちらかと言えば

古い街並みやレトロさの残る街を歩く事が

多いのですが、そういった昔からの下町は

賑やかさの裏で、朽ち果てる建物があったり

閉ざされたままの店があったり

いつ壊れてもおかしくないようなボロボロの

姿のまま息も絶え絶えに営業しているような

ところもあります

 

大袈裟に言えば、賑わいを照らす明るさの

陰となる部分、人々が普段見て見ぬ振りを

している部分に死の影のようなものを

常に感じています

 

でも、ここ巣鴨には死の影はありません

どちらかと言えば天国に一番近い街とも言える

この巣鴨が、今まで訪れたどの街よりも

生を感じました

活き活きとした営みが作り出す「生」の圧が

力強く感じられました

 

 

では、また次の街でお会いしましょう